はじめる前の疑問
Q.KDP(Kindle ダイレクト・パブリッシング)とは?
A.Amazonが運営する、個人でも電子書籍や紙の本を出版できるサービスです。出版した本は、Amazonで販売されます。
くわしくは Amazon KDPとは?仕組み・費用・始め方
Q.出版するのに、お金はかかりますか?
A.KDPへの登録や出版そのものは無料です。本の制作を人に頼む場合は、その費用がかかります。
くわしくは Kindle出版の費用を徹底解説
Q.はじめるのに、何が必要ですか?
A.Amazonのアカウント、印税を受け取る銀行口座、税務情報(マイナンバーなど)です。これらを登録してKDPのアカウントを作ります。
くわしくは KDPアカウントの作り方
Q.ペンネームで出版できますか?
A.できます。本を登録するときの著者名にペンネームを入れるだけです。1つのアカウントで、複数のペンネームを使い分けることもできます。
くわしくは Kindle出版でペンネームは複数使える?
Q.何ページ(何文字)から出版できますか?
A.【電子書籍】文字の大きさによって表示が変わるため、紙の本のようなページ数の決まりはなく、KDPの公式ヘルプにも最低の文字数は書かれていません。ただし、内容が少なすぎると読者の満足度が下がるので、読みごたえのある分量にしましょう。【紙の本】ペーパーバックは24ページ以上から出版できます。
くわしくは ペーパーバック出版の費用とやり方
登録・出版のときの疑問
Q.原稿は、どんな形で用意すればいいですか?
A.【電子書籍】WordファイルやEPUBファイルでアップロードできます。【紙の本】印刷用のPDFを用意します。
くわしくは 電子書籍のEPUBデータの作り方
Q.表紙は自分で作れますか?
A.作れます。電子書籍の表紙はJPGまたはTIFFの画像で、Canvaなどで作れます。紙の本は、背表紙・裏表紙まで含めた1枚のデータが必要です。
くわしくは Kindle表紙の作り方/ペーパーバックの表紙の作り方
Q.本の登録画面では、何を入力しますか?
A.タイトル、著者名、内容紹介、カテゴリー、キーワード、原稿と表紙、価格などを入力します。
くわしくは KDPで本を登録する方法
Q.出版ボタンを押してから、どのくらいで販売されますか?
A.Amazonの確認(審査)が終わると販売が始まります。通常は72時間以内が目安ですが、時期や内容によっては数日〜10営業日ほどかかることもあります。
Q.電子書籍と紙の本を、ひとつの商品ページにまとめられますか?
A.タイトル・著者名などの情報を電子書籍と紙の本でそろえておけば、自動でまとまります。まとまらないときは、本棚の「既存の〜をリンク」から手動でまとめられます。それでも解決しないときは、KDPに問い合わせます。
Q.発売前に予約注文を受けられますか?
A.【電子書籍】できます。発売日は最大18か月先まで設定できます(2026年9月から)。最終の原稿は、発売日の72時間前までにアップロードが必要です。間に合わないと、その後しばらく予約注文が使えなくなります。【紙の本】予約注文はできませんが、新しく出す紙の本は発売日を最大90日先まで予約設定できます。電子書籍の予約注文と同じ日にしておけば、電子書籍と紙の本を同時に発売できます。
締め切りに追われずに、落ち着いて最終チェックができますよ。
出版したあとの疑問
Q.出版したあとに、中身や価格を直せますか?
A.直せます。本の中身・表紙・内容紹介・価格などは、本棚から編集して出版し直せます。ただし、タイトルと著者名は、出版後は変えられません(【紙の本】最初の出版から72時間以内を除く)。
くわしくは Kindle本は出版後に修正できる?
Q.審査で止められたら、どうなりますか?
A.KDPからメールで連絡が届き、本棚の状態で確認できます。他人の文章や画像を無断で使っている、内容紹介と中身が違う、AIを使ったのに申告していない、などが主な理由です。直せる場合は、直してから出版し直します。
くわしくは Kindle出版の注意点とよくある失敗10選
Q.著者のプロフィールをのせられますか?
A.無料の「Amazon著者セントラル」で、著者ページにプロフィールと本の一覧をのせられます。
くわしくは Amazonの著者ページの作り方
Q.Kindle Unlimited(読み放題)の対象にするには?
A.「KDPセレクト」に登録すると、電子書籍が読み放題の対象になります。読まれたページ数に応じて印税が入ります。
Q.出版をやめることはできますか?
A.できます。本棚で本の右の「…」を押し、「出版停止」を選ぶと、Amazonでの販売が止まります。出版したことのある本は、完全には削除できません。
くわしくは Kindle本は出版後に修正できる?
Q.本を売るために、何をすればいいですか?
A.タイトル・表紙・内容紹介・キーワードの工夫が大切です。SNSやブログでの紹介、無料キャンペーンなども使えます。
くわしくは Kindle出版で売れる本の作り方
お金の疑問
Q.印税はいくらもらえますか?
A.【電子書籍】価格の35%か70%(条件あり)です。【紙の本】価格の60%(999円以下は50%)から印刷代を引いた金額です。
くわしくは Kindle出版の印税はいくら?
Q.価格は、いくらにすればいいですか?
A.同じジャンルの本の価格を参考に決めるのがおすすめです。【電子書籍】70%の印税を選ぶなら、250〜1,650円の範囲にします。
くわしくは 電子書籍の価格の決め方
Q.印税は、いつ振り込まれますか?
A.売れた月の末日から、約60日後に振り込まれます。日本の銀行口座に日本円で届き、最低金額はありません。
Q.自分の本を安く買えますか?
A.【紙の本】「著者購入」で、印刷代と送料などの実費だけで買えます。KDPの本棚で、紙の本の「著者用コピーを注文」から注文します。配布やイベントでの手売りに便利です。【電子書籍】この制度はありません。
くわしくは Kindle出版の印税はいくら?(著者購入)
Q.確定申告は必要ですか?
A.会社員の方は、印税など給与以外の所得が年20万円を超えると確定申告が必要です。状況によって変わるので、くわしくは税務署や税理士にご確認ください。
ここにない疑問も、お気軽にご質問ください
「自分の場合はどうなる?」という疑問にもお答えします。本の制作から、KDPへの登録(画面共有でのサポート)まで対応しています。
まとめ
KDPは、登録も出版も無料で、個人でも電子書籍・紙の本を出せるサービスです。わからないところは、それぞれのくわしい記事もあわせてご覧ください。
- はじめる前:費用は無料。Amazonアカウント・銀行口座・税務情報を用意する
- 登録・出版:原稿・表紙・本の情報を入力し、審査が終われば販売開始
- 出版したあと:中身や価格は直せる。タイトル・著者名は変えられない
- お金:印税は売れた月の約60日後に振り込み。確定申告が必要な場合もある