ペンネームで出版できる?

できます。KDP(Kindle出版)では、本を1冊ずつ登録するときに「著者名」を入力します。ここに本名ではなくペンネームを入れれば、ペンネームで出版できます。

KDPの公式ヘルプでも、ペンネームを使うと本名は匿名になり、Amazonのサイトでは公開されないと説明されています。

ポイント

ペンネームで出版する場合も、KDPのアカウントそのものは本名で登録します。印税の支払いや税金の手続きに使うためです。(くわしくはKDPアカウントの作り方)

ペンネームは、いくつも使える?

1つのKDPアカウントで、複数のペンネームを使い分けられます。たとえば「ビジネスの本は本名に近い名前、趣味のエッセイは別の名前」といった使い分けができます。

特別な手続きはいりません。本を登録するときに、その本で使いたい名前を著者名の欄に入れるだけです。

KDPの本の登録画面の著者の欄。ここに使いたいペンネームを入力する
本の登録画面の「著者」の欄に、その本で使うペンネームを入力(画面は架空の本で登録したもの)

いくつまで使えるかという上限は、KDPの公式ヘルプには書かれていません。ただ、名前を増やしすぎると読者に覚えてもらいにくくなるので、ジャンルごとに1つくらいにしておくのがおすすめです。

ペンネーム同士が、同じ人だとわかってしまうことはありますか?
ユアブックス
ユアブックス
Amazonの商品ページに表示されるのは、その本の著者名だけです。ペンネーム同士のつながりや本名が、読者に表示されることはありません。印税の管理は1つのアカウントにまとまるので、安心して使い分けられますよ。

売上レポートは、どう見える?

KDPの売上レポートは、ペンネームに関係なく、1つのアカウントにまとまって表示されます。すべてのペンネームの本の売上が同じ画面に並ぶので、合計の金額をひと目で確認できます。

ペンネームごとに見たいときは、レポートの絞り込みで「著者」を選べば、その名前の本だけを表示できます。

印税も、ペンネームごとではなくアカウントにまとめて振り込まれます。振り込みのタイミングやレポートの見方は、Kindle出版の印税はいつ振り込まれる?で紹介しています。

あとから著者名を変えられる?

【電子書籍】出版したあとは変えられない

電子書籍は、出版したあとにメインの著者名を変えることはできません。変えたい場合は、新しい本として出し直す(新しい版を作る)必要があります。

【紙の本】最初の出版から72時間以内なら変えられる

紙の本(ペーパーバック)は、最初に出版してから72時間以内(審査が終わったあと)であれば編集できます。それを過ぎると変更できなくなります。

ただし、電子書籍と紙の本をセットで出している場合は注意が必要です。電子書籍と紙の本は、著者名などの情報がそろっていることで、Amazonの商品ページがひとつにまとまります。紙の本だけ著者名を変えると、電子書籍(著者名を変えられない)と名前がそろわなくなり、別々の商品ページに分かれてしまいます。

そのため、セットで出している本は、実際には紙の本だけ著者名を変えるのはおすすめできません。

対策

ペンネームは、1冊目を出す前にじっくり決めておく。電子書籍と紙の本の両方を出す場合は、同じ著者名にそろえると、商品ページがひとつにまとまりやすくなります。

ペンネームごとに「著者ページ」を作れる

Amazonには、著者のプロフィールや本の一覧をのせられる「著者ページ」があります。無料の「Amazon著者セントラル」で作れます。

著者セントラルでは、画面右上のアイコンをクリックし、「ペンネームを追加」を選ぶと、ペンネームごとに著者ページを作って切り替えられます。

Amazon著者セントラルの画面。右上のメニューに「ペンネームを追加」がある
著者セントラルの右上のアイコンをクリックし、「ペンネームを追加」をクリック(もう1つのペンネームはモザイク処理しています)

著者ページの作り方は、Amazonの著者ページの作り方でくわしく紹介しています。

ご相談は無料です

ペンネームでの出版も、お気軽にご相談ください

本名を出さずに出版したい方も大丈夫です。本の制作から、KDPへの登録(画面共有でのサポート)まで対応しています。

まとめ

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