Kindle出版の全体像
Kindle出版の流れは、大きく分けて5つのステップに分かれます。出版申請自体は無料で、Amazonアカウントがあれば誰でも始められます。
Kindle出版の全体の流れ
- 1KDPアカウントを作成する(数日〜1週間)
- 2原稿を準備する(執筆〜EPUB作成)
- 3表紙を作成する
- 4KDPに入稿する
- 5審査・公開(通常24〜72時間)
早ければ2週間〜1ヶ月で出版できますが、原稿執筆を含めると3〜6ヶ月が現実的です。
STEP 1|KDPアカウントを作成する
最初に、Amazonの電子書籍プラットフォーム「KDP(Kindle Direct Publishing)」のアカウントを作成します。
すでにAmazonアカウントをお持ちなら、そのままログインしてKDPアカウントへ移行できます。
登録に必要な情報
- 著者・出版社情報(氏名、住所、電話番号)
- 銀行口座情報(印税の振込先)
- 税情報(マイナンバーまたは法人番号)
KDPアカウントはこちら(kdp.amazon.co.jp)から作成できます。
登録は無料で、所要時間は15〜30分程度です。
画面ごとの入力のしかたは、KDPアカウントの作り方で実際の画面つきで紹介しています。
STEP 2|原稿を準備する
原稿はWord・テキスト・Googleドキュメントなど、書きやすい形式でOKです。
最終的にKindleに入稿するときはEPUB形式に変換しますが、執筆段階ではどの形式でも構いません。
「書きたいことはあるけれど、原稿はまだない」という方は、原稿がなくても本は出せる?で、ゼロから原稿を作る方法を紹介しています。
原稿執筆のコツ
- 章立て(見出し)を明確につける
- 1章あたり3,000〜5,000字を目安に
- 全体は2万〜10万字が一般的(短くてもOK)
- 誤字脱字は必ず読み返してチェック
EPUBへの変換
原稿が完成したら、Kindleで読める形式(EPUB)に変換します。
主な方法はこちらの記事で詳しく解説しています。
STEP 3|表紙を作成する
Kindleでは、検索結果でまず表紙が目に入ります。タイトルや内容がどんなに良くても、表紙がパッとしないとクリックされません。
表紙の基本仕様
- 推奨サイズ:縦2,560 × 横1,600ピクセル(縦横比 1.6:1)
- 最低サイズ:縦1,000 × 横625ピクセル以上
- ファイル形式:JPEG または TIFF
表紙の作り方(3つの選択肢)
① AI+Canvaで自作
無料〜月額20ドル
画像生成AIで素材を作り、Canvaで文字入れ。コストを抑えたい方向け。
② プロに外注
¥20,000〜¥30,000
ランサーズ・ココナラなどでプロのデザイナーに依頼。品質安定。
③ 出版代行に任せる
基本料金に込み
EPUB制作と一緒に表紙制作も依頼。手間が最小限に。
作り方の詳細はこちらの記事で解説しています。
【紙の本】ペーパーバックの表紙は、背表紙・裏表紙まで1枚で作ります。作り方はペーパーバックの表紙の作り方をご覧ください。
STEP 4|KDPに入稿する
原稿(EPUB)と表紙ができたら、KDP管理画面にログインして入稿します。
入稿時に設定する項目
- タイトル・サブタイトル(重要:検索KWを意識)
- 著者名(ペンネーム可)
- 商品紹介文(〜4,000文字)
- カテゴリ・キーワード(〜3カテゴリ・7キーワード)
- 価格(99円〜)
- Kindle Unlimited対応(KDPセレクト登録するか)
タイトル・カテゴリ・キーワードは、売れ行きを大きく左右する設定です。詳しくは「Kindle出版で売れる本の作り方」を参照してください。
入力する項目の一つひとつは、KDPで本を登録する方法で実際の画面つきで解説しています。価格の決め方は電子書籍の価格の決め方、読み放題に登録するかどうかはKindle Unlimitedのメリット・デメリットを参考にしてください。
STEP 5|審査・公開
入稿が完了すると、Amazon側で自動審査が始まります。
審査時間は通常24〜72時間。問題がなければ自動的に公開され、Amazonの商品ページが生成されます。
公開後にやること
- 商品ページを確認(表示崩れ・誤字がないか)
- SNS・ブログで告知
- 知人にレビュー依頼(規約に従って)
- 1ヶ月後に売れ行きをチェック → 必要ならタイトル・キーワード調整
よくあるつまずきポイント
① EPUBのレイアウト崩れ
Word原稿をそのまま入稿すると、改ページ・行間・フォントが意図しない形で表示されることがあります。見出しスタイルや改ページを正しく設定し、Amazon公式の無料ソフト「Kindle Previewer」で見え方を確認するか、代行に依頼するのが安心です。(くわしくは電子書籍データの作り方で解説しています)
② 表紙の解像度不足
スマホで撮った写真を表紙にすると、Kindleの表示でぼやけて見えることがあります。推奨サイズ(2,560×1,600px)を守りましょう。
③ 審査で差し戻し
著作権・引用ルール・テンプレ的な内容などで審査NGになることがあります。他の本のコピーや、無断引用は厳禁です。
5ステップのうち、データ作成だけを任せることもできます
原稿のEPUB化や印刷用PDFの作成は、ユアブックスにお任せください。KDPへの登録は画面共有でサポートします。
まとめ
- Kindle出版は5ステップ(KDP登録→原稿→表紙→入稿→審査)
- 出版申請自体は無料、印税は最大70%
- 原稿はEPUB形式に変換、表紙はKindle仕様に
- 入稿時のタイトル・カテゴリ・キーワードは売り上げに直結
- 不安なら代行サービスを利用するのも選択肢
「データ作成や入稿が不安」「執筆に集中したい」という方は、ぜひユアブックスにご相談ください。